頑固なプラスチックの黄ばみ汚れって、
なんとかなれないなんて思ったことはないでしょうか?
例えば、パソコンのキーボードの汚れとかが典型的な例だと思います。
私も黄ばんだキーボードを触るのはあまりいい感じがしません。
なので、今回はそんな私のように不快感に襲われた又は襲われない為にも、
黄ばんだプラスチックに打ち勝つ為に、対策を知っておきましょう。
プラスチックが黄ばむ原因
原因は主に2つあって、
1つ目は、
材質の自体の劣化による変色。
ABS樹脂の場合、ブタジエン成分の劣化が変色や強度の低下を招くとされています。
素材自体が劣化しているので、残念ながらこれによる黄変は諦めるしかなさそう。
ちなみにABS樹脂とは、
耐熱温度は70~100℃で、比重は1.05から1.07の材料で、アクリロニトリル(A)、ブタジエン(B)、スチレン(S)の頭文字をとったもの。
この名称が示す通り、これらを材料にしたプラスチックです。
2つ目は、
ABS樹脂に添加されている添加物の化学変化によるもの。
(太陽や蛍光灯日焼け等)

さらに酸化防止剤に起因するものと難燃剤によるものの二つに分けることができます。
この2つがプラスチックの黄ばみの原因とされています。
では黄ばんだキーボードを見たくないあなたの為に、白くする方法があるので紹介します!
プラスチックを白くする方法
プラスチックの黄ばみを白するには、3つの条件が必要になってきます。
1過酸化水素水
2漂白活性化剤
3紫外線
のこの3つが必要になります。
まず1と2の過酸化水素水と漂白活性化剤ですが、
この2つの両成分が入っていているのが、
酸素系漂白剤です。
お店で売っているワイドハイターEX等がそうです。
ただし、注意事項があります。
条件1と2の成分に過酸化水素水と漂白活性化剤の両方が入っているか確認
してください。
<<簡単なやり方>>

例 キーボード
1 キーボードの黄ばんでいる部分に塗ります。
2 暑さで水分が飛ばないように上からラップで巻いてあげます。
3 日にあてる(条件3の紫外線)ここでようやく3つの条件が揃います。
時間が数時間経過したら水で流して終わりです。
※キーボードでやる場合は分解して行ってください。
他にも、スマホのケースやキッチンタイマーなどにも使えそうですし、
子どものおもちゃとかガンダムのプラモデルにも有効です。
是非黄ばんだ汚れに対して不快感のある方はお試しください!
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